Netflixオリジナル作品。アパルトヘイト下の南アフリカを舞台に、反アパルトヘイト組織のメンバー達が爆破テロを試みるも失敗。銀行に逃げ込み人質と共に籠城することとなる。
映画の9割は銀行での籠城が描かれる。ネルソン・マンデラ解放運動に多大なる影響を与えた実際の事件がベースとなっているようだ。
主人公達は信念のもと行動しているが、ネルソン・マンデラの解放という要求自体は苦し紛れの中で思いついたという感じで、映画にするにはエピソードとして弱すぎる気がする。解放運動がここから始まったと考えれば考えさせられる内容だが、知識がないためいまいちピンとこない。
主人公のカルビンはカリスマ性があり魅力的だし、差別を真正面から描く作品として見応えはある。
事実を映画化した作品は、まずその事件や事実に関しての知識が必ず要求されると思うので私の知識不足のせいで楽しめなかった部分も多い。
映画の内容とは関係ないが、アーノルド・ヴォスルーをかなり久しぶりに見たので驚いてしまった。