デニージョップ

哭悲/The Sadnessのデニージョップのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.5
「この悲しみと悪意は感染する」
自分の中で勝手に話題になってた作品
見逃していたので'女神の継承'と
共に2本立てで鑑賞

映画館でホラーを見るのは勇気がいる
きっとそんなことはないが今作はさすがに
身構えてしっかり鑑賞後にため息1つ
エンディングも含め疲労が止まらない
演出面では今世紀最大に
悪趣味な作品を見た気がする
スプラッターは見慣れていてグロには
相当な耐性があるが、
あえて全部を見せない所に余計に想像を
掻きたたされて吐き気を催した
'コンジアム'の黒目ぺろぺろババア以来の
全編にわたりトラウマだった
その反面エログロスプラッターにストーリーの
重厚さを求めるのは違うと思うが、
あまりにもシンプルで何の変哲もなさすぎた
コロナの環境下であるからこそ
実際に起りうる内容ならば
そこに捻りが欲しかった
ロブ・ジャバズ監督の次作に期待

犬が出てきません