ショーイング・アップの青い御伽噺のレビュー・感想・評価

ケイリー・ライカートの映画は淡々としてるけど、ちゃんと面白いし、伝わってくる感情も沢山あるから凄いなーっていつも感心する。

アーティストの特に何があるってわけでもない日常を描いているだけで、主人公リジーのモヤモヤした感情が凄く伝わってくる。

なかなか直してくれない給湯器、上手くいかない家族関係、思い通りに作れない自分の作品、自分よりも評価されている友人…

猫が可愛い映画だけど、同じくらい鳩めっちゃ可愛い。

日常アートが溢れている芸大生活って面白そうだけど、しんどそうでもあるなぁ。