kuu

バウンティ・オブ・ザ・デッドのkuuのレビュー・感想・評価

2.8
『バウンティ・オブ・ザ・デッド』
原題:Dead Bounty/The Trees have Eyes.
製作年2019年。上映時間75分。

真っ暗な森の中で、次々と現れるちゃっちいゾンビの群れ、賞金稼ぎや無軌道な若者たちを襲う。
B級個人的ハズレゾンビ作品。

ボスク率いる5人の賞金稼ぎは、ダーネルという男を追って森に入る。
新たに仲間に加わった紅一点のハンナは、傍若無人なボスクに意見をしながらもダーネルを捜して
いた。
夜になり彼らはついにダーネルを捕らえるチャン スを得るが、突如何者かに襲われ。。。

今作品は低予算のゾンビ映画で、森の中で数人のグループが、使い古しの昔ながらのスローシャッフルゾンビに出くわすちゅうもの。
ゾンビが平凡パンチな上(特殊メイクアップアーティストのエリックロドリゲスは、トムサヴィーニの特殊メイクアップエフェクトスクールを卒業してるそうだけどホントかなぁこのゾンビの造形。。。)、憎まれのキャラが平凡な演技と台詞個人的には嵌まりまへんでした。
実用的なエフェクトでさえ基本的で目立たない、何度も見てきたようなB級ゾンビの内容。
常にゾンビ黙示録の世界を想定して生きてる小生には学ぶもの無し。
正直、ゾンビが好きなら見れないことはないが、何百もあるゾンビ映画の中からこれを選んで見るって作品ではないかな。
名 俳優はトニー・モラン(彼はオリジナル『ハロウィン』の仮面を外したマイケル・マイヤーズ役で最もよく知られている。)もイマイチ使いきれてないのが残念。。。
今作品には、人里離れた場所で平然とキャンプをするのんきなガキたち。
素っ裸で泳ぐ、及びヌードシーンに加え、その他のチュッチュ、そして様々なゴアに、さらには腹の探り合いのシーンなど。80年代のゾンビにスラッシャーそして、ホラー映画全般への回帰を感じさせなくはないが。
最近見たゾンビ映画の中では、ちょっとイマイチやった。
あ!一つ趣向を凝らしたのかタイトルやオープニング・クレジットが一切なかったのは目を引いたかな。
また、他の多くの作品や古典的なゾンビ作品のように、なぜ森や街でゾンビが発生するのか説明されていないし、作品の焦点は、生きている人たちが生き残ることであり、誰が生き残るかを予想することはできない。
しかし、少なくとも残された人々は、良くスタートを切って、さらには安全な場所に移動する方法を知っているのは不思議な話でした。
kuu

kuu