吉田ジャスティスカツヲ

#マンホールの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

#マンホール(2023年製作の映画)
4.0
本編中の9割くらいが穴の中🕳であるというワンシチュエーション映画。
明日に結婚式を控える前途洋々なエリート会社員。
同僚との飲み会から帰ろうとしたところ、気が付くとマンホールの底に…

よく覚えていないが、飲み過ぎて転げ落ちたのかな?
ということでスマホで知り合いや警察に連絡かけまくりSNSで助けを求めるものの、なぜかGPSで示す場所に誰一人として来てくれないやら、通行人も来ないやら、外部の音もあまり無いやら…
音沙汰ないどころか次々と絶体絶命のピンチに見舞われ、やがて観客が全く予想しなかった事の真相が明らかとなります。


兎にも角にも、クールなイメージが強い【中島裕翔がブッ壊れていく🤩】のが見どころでしてw
人々の腹黒さで物語がダークになりかけるも、ほぼ一人芝居、彼の誠実なアプローチで中和してくれます。
っていうか、よくぞこの仕事を引き受けてくれました👏

いろんな意味で時間が迫る緊迫感や…
よく見るとポスタービジュアルの「#」が「女」に見えることや、嘘だろ超展開など【場面が動かない代わりに、飽きさせない工夫】が盛りだくさんでしたよ👍


もしも今作の評価が低いとすれば、その気持ちが私にはよくわかります。
それは映画の出来の部分では無いと思います。

彼を見ていると、けっこう序盤から【どうしても助かって欲しいとは別に思わない】ことですかね😅







最後に…
私の名前は吉田といいます。