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ミラクルバナナのAMのレビュー・感想・評価

ミラクルバナナ(2005年製作の映画)
2.0
仏語が常用語として使われている事に、独立後200年も経った今尚残る植民地時代の影響を強く感じる。

こういう事を伝えたい!という想いはとてもよく伝わってきたけど、ならもっと現実のどろどろした部分もきちんと描くべき。でないで理想像ばっかり描いているから、薄っぺら過ぎて全然感動は出来なかったけど、こういう活動を知らない人には観てほしい映画



 タヒチとハイチを間違えて希望し無事駐在が決まった大使館員、幸子。直面した貧困に戸惑う彼女は、ひょんな事からバナナの皮から紙を作れる事を知る。但し材料や素材はハイチに無い物も多く、作り方もままならない。果して本当に“Banana Paper”は出来るのか?



あと小日向文世(こひなたふみよ)って、『いま会い』の時から思ってたけど、ほんとこの人にしか出せない味のある良い演技するよね~
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