個人的に天国も地獄も、人間が描く宗教的概念的想像の産物でしかないと思っているので、創造上のお話だとしてもイマイチ気持ちが乗れなかった。
そんな中でものんさんの天才と能天気を行き来するような役者としての能力は観ていて損はないと思います。
震災からもう12年なのか…まだ12年なのかは人それぞれ違うと思いますが、あの時の記憶はまだ鮮明に覚えてるなぁ。
目の前の建物が落ち着きのない子供みたいに揺れてたのは多分一生目に焼き付いていると思います。(映画の中で震災関連の表現がある)
東京中が大渋滞してる中、バイクで滑走していた時はちょっとした主人公感があったのも覚えてます。(バイクは渋滞の中では無敵だったので)
きっとこの時の感覚は、恐怖を含めて忘れてはならないものなんだと思います。
※奇しくも2024/01/01、石川県で大きな地震がありました。
天災は忘れた頃にやってくる…じゃないですけど、万が一を想定の中に入れておく事の大切さを感じました。
被災された方の苦しみは被災者にしか分からないと思うので、僕には募金するくらいの支援しか出来ませんが粛々とやりたいと思います。
