naoズfirm

マーサ・ミッチェル -誰も信じなかった告発-のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

3.4

ウォーターゲート事件🎬

ストーリーはアメリカで1972年に起きた政治スキャンダル"ウォーターゲート事件"で警鐘を鳴らし続けた、ニクソン政権の司法長官の妻マーサ・ミッチェルの姿を描いた作品でした。作品は政権からの圧力に屈さず、信念を貫いた一人の強い女性を描いていました。"言論の自由"という権利があるにも関わらず、その自由さえも簡単に圧力でどうとでも出来てしまう事実には恐怖を感じました。ただ真実を述べていた彼女ですが、結果的に愛する夫や子供たちを失ってしまった結末は、あまりにも酷く同情します。夫が放った『マーサと暮らすなら刑務所のほうがマシ』という言葉は心の底から最低だと思いました。
naoズfirm

naoズfirm