このレビューはネタバレを含みます
許せない、こんな悲しい話、フィクションでもなかなか思いつかない。
絶望しかない世界で与えられることのなかった愛を与え続けた人生、他人が介入できる話じゃないけどすごく尊くて輝いてた意味のあるものだったと思う。
生みの親の悪く言われてる母親、たしかに愚かすぎると思うけど彼女の苦しみも想像を絶すると思う。じゃないとあんな異常に老けないんじゃないかな。。
ラスト、名前を取り戻したシーンも泣いてしまった。悲しい事件がありました、っていう話じゃないのが素晴らしい作品なんだけど、それでも残酷すぎて言葉を失う。