このレビューはネタバレを含みます
こまけぇこたぁいいんだよ!!
トンデモ時代劇というのは昔からあって、忍者がラグビーやったりだとか、仕事人がウエスタンやったりだとか
そこに新たな1ページが加わりましたのがこの作品!
整合性がとれないだとか、信長が如何にして魔王になったのかとかそういったことはラブロマンスの前ではどうでもいいこと。
映し出される重要文化財や歴史的事件でさえも信長と濃姫の前では瑣末事です。
観ているこっちにもそんなことはどうでもいいかと思わせる
そんな説得力がこの映画にはある。
めちゃくちゃだったけど良かったと思う、満足感はある
でもな、言いたいことはあるよ
信長と濃姫が二人で街へ行くシーン
買い物(重要アイテム謎の置物を買う)を楽しんだり、異国の人と踊ったりと街歩きを満喫した2人だったが、
スリにあい犯人を追いかけて町外れの貧民街に迷い込んでしまう
そこでうっかり貧民たちを血祭りに。
この二人結構な大立ち回りをやったあと、血まみれになりながらもいい雰囲気になってイチャつきます
そして今後ちょくちょく信長との思い出みたいに買った置物が出てくるんだけど、どちらかというと血祭りの方が印象に残っちゃってるからやばいなぁ
ことあるごとにあの惨劇思い出しちゃう
あと1番はなんといっても濃姫がリュートを弾いてからラストまででしょう!
流石にあのまま突っ走りはしなかったけども、やってはいけないフルコースやってますよ
踏みとどまったみたいになってるけどさ、駄目よ
そして、やっぱり登場する置物、「血祭りの思い出」な!
いや、でも、いいんだよこれで
明智光秀にも新解釈が生まれたし
比叡山のとことか、本能寺のアクションとか映像としてホント良かったんだけど、このことすらどうでもいいことなんだよね
二人のラブロマンスには敵わねーよ
うん、よかったよ
めっちゃ笑ったし