【愛と復讐】
暴力とは無縁に見えたぽっちゃり医師Julienが、郷里の村人達、最愛の妻と娘を殺戮したドイツ兵らに対し、たった1人で淡々と復讐していきます。
自分が所有する古城だからこそ、隠し部屋など知り尽くしていて、我が物顔で占拠しているナチス兵士を、1人、また1人と追い詰めていきます。相手は医師1人なのに、ナチス隊長はゲリラに囲まれていると錯覚するほどでした。
殺戮と復讐の場が、懐かしい家族の思い出が詰まった古城。事あるごとにその思い出が鮮やかに蘇ってきます。復讐が済んでも、妻子は帰って来ない。あの村へはもう戻る気になれないでしょうね…。
回想の中で、決して適切な雰囲気とは思えない晩に行うプロポーズが、心底惚れているような感じがして良かったです。
血まみれのオペ着のまま、喫煙飲酒はダメですね😌