再び大兼みたさに。あらすじや内容は知らないまま、今年公開されたものでFilmarksでもそこそこ評価が良かったのを知り観た。
結果的にそこまでハマることはなかった。
ただ若くして病気になると、より親子で分かり合えない感情が多いのかな、と感じた。
何も分かってない。そう言ってしまいたくもなるだろうし自分がもし親の立場だったら、と思うとかける言葉の正解が見つからない。
お互いに辛いのにさらにストレスがかかったりどんどんと後ろ向きに考えてしまったり。そして全てがどうでも良く感じたり何もしたくなくなって希望を見いだせなくなってしまったり。
子どもだから大人だから、という決めつけで物事を話してはいけない。
大人は子どもより経験していることの種類や数が多いからそれについて考える時間がたくさんあり、自分なりの考えも持つことが出来る。だからこそ理解し人に教えたり話したりすることが出来る。
ただ自分が経験していないこと、これに関しては無知な場合もあり知ったように話したり経験している人の感情を決めつけてはいけないと思う。
思っている何倍も人の思考、感情はちゃんと聞かないと分からないものだと感じる。
お母さんと娘の恋愛模様が変にリアルで息苦しくなった。
精神的にちょっと負担になるような映画だった。いい意味でも悪い意味でもなく。
前田敦子が綺麗だった。
お母さんも結構好き。