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あつい胸さわぎのHOMのレビュー・感想・評価

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)
3.9
登場人物それぞれの微妙な心情が丁寧に描かれていてとても良い作品でした。

とあるシーンで前田敦子演じる透子の軽率な行動がまるで悪さをするがん細胞の比喩のように感じてしまった。

「上手に負ける」というセリフには説得力を感じ、成熟した大人の言葉だなと思った。

胸の病気と胸の内のトラウマをうまく絡めた、内容の濃い作品でした。
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