【OUTLINE】
1作目の遥か昔にあたる“第10回ハンガーゲーム”を舞台に、スノウ大統領の若い頃を描く。
教育係として第12地区のプレイヤーであるルーシー・グレイに付くことになったスノウは、無事成功を手にすることができるのか?
【REVIEW】
シリーズを知らなくても楽しめるし、知ってたらもっと楽しめる系の前日譚。細かいネタが分かる分、個人的にはシリーズを観ておいてよかった。
前提としては、デスゲームだけでなくキャピトルの若者スノウと、地区の歌姫ルーシーの2人の正義と迷いと不安を描く映画として観ることをおすすめしたい。
信頼がなければ落ち着かないけど、落ち着かないと信頼ができない。人間の本性が浮き彫りになる、戦いの世の不安・恐怖を強く感じられた。
これまで以上にプレイヤーと教育者の、アイドルとプロデューサーのようなバディ感が強く描かれているのも楽しめた。
レイチェル・ゼグラーは相容れない立場の男性と関係を紡ぐ役が多いな。笑
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観た回数:1回