おそらく今年最後の劇場での鑑賞！この映画を選んで良かった
クリスマスに1人でこの映画を観に来ている人の中に当事者はどれくらいいるんだろう、ラストの「同じ人がいて、どこかで生きていればそれでいい」いうセリフから劇場にいるであろう何人かの人に妙な仲間意識を持ってしまった。
アセクシャルて言葉が一切出てこないのも、当事者ではない人との線引きがされてない感じに安心感を覚えた。作中何回か出てくるそばたさんが日常でいろんな事に違和感を感じるシーンがどれも自分が19年間で感じてきた嫌な感じとか違和感に似ていて苦しかった すごすぎる
何でもかんでも恋愛に結びつけられるときの違和感とか友達だと思ってた人に異性として見られる気持ち悪さ？とか全部、わかる....
終始苦しすぎて皆さんがくすくす笑ってるシーンは全然笑えなかった
焼肉のシーンでの叫びを笑ってる人がいたのもまあ、多様性を理解しましょう。という時代の流れになったとはいえ身近なものだと思えない人はまだまだいるよな と思ったし(別アプリで恋愛感情も性欲も持たないのは嘘だと思うという感想も見かけたし)
普段映画の感想を全く書かないので上手くまとめられないけど、今年最後に鑑賞できて本当に良かった。自分の中でひとつの大切な通過点になったような気がする
