義娘を殺した
犯人クロムバッハには
始終腹が立ってしょうがなかった。
薬を投与して体を麻痺させた後に、
行為を強制するという悪質なやり方。
そして、
全く悪いと思っていない開き直ったような態度。沈黙は同意と一緒だ、と。
娘のために、
娘の死の真相を明らかにするために
39年間も戦い続けて正義を貫いた。
誰もがなせる事ではない。
人生のほぼ半分を真相解明に費やしたのだから。まさに風車に立ち向かうドンキホーテのよう。
犯人が生きている間に有罪判決が決まったのは安堵の結果だが、それまで39年間のうのうと自由に生きていたことを考えると、また腹が立つ。
正義を貫いたバンベルスキー氏に脱帽。