このレビューはネタバレを含みます
広告代理店に勤める吉川は憧れの木本事務所から誘いを受けている。この仕事が終わったら…だが最悪な1週間が始まる。
10月25日(月)
後輩の村田と遠藤から同じ1週間が繰り返している(タイムリープ)と言われる。クライアント(憧れの木本事務所)の無茶ぶり(味噌汁専用炭酸タブレットのコピー)に振り回されるなか、最初は信じなかったが、鳩のバードストライクをきっかけに信じていく。
2人は永久部長の持ち主の願い(歳をとりたくない)を叶える呪いの石・グリーンダイヤモンドが原因だと推測。
❮主人公原因説❯
部長の手で石を破壊するために上申制を採用。吉川が森山に、森山が平に、平が部長に伝える作戦。予言して心を開いてもらってハトフラッシュバック方式で信じてもらう。
何回も同じことをしているので仕事の効率、能力があがっていく面々。
部長に5人で説得し石の破壊にこぎつけるが…タイムループは終わらず。
そこへ、タイムループが70回になったことを伝えてきた森山。彼女が一番早く現象に気づいていた。
部長の夢諦めたマンガ原稿をデスクで発見。中途半端で終わった内容。
❮主人公の後悔説❯
みんなで未完成の原稿に筆入れするが吉川だけ転職のチャンスにすがりつく。が、木本本人に失望し部長の部下への思いやりを痛感し、原稿に向かう。最後まで完成させ出版社に出すことを勧めるがなかなか出そうとしない。熱い説得が通じ、『化け狐の呪い』(ストーリーもタイムリープもの)が完成。
疲れきって会社で朝を迎えた面々はこれまでと違う朝に大喜び。吉川は転職せず会社に残ることを決めた。
ちなみに、マンガは編集部から褒められただけ。
[感想]
公開当初、見に行こうか迷っていたが配信でも充分楽しめた。時間のわりにネタがたくさん詰め込まれ飽きない。単に部長にタイムリープを気づかせるだけで終わらず二部制に似た構成で新鮮。
