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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-のYACCOのレビュー・感想・評価

3.5
原作は、賛否両論の最終回を迎えて連載を終えているものの、アニメと映画の方は絶賛継続中である、東京卍リベンジャーズの映画第2弾は「血のハロウィン編」、それもまずは運命編という名の前編ということで、6月公開の決戦編をみずにレビューや評価は難しいなと思ったが、決戦編が楽しみになる運命編の出来だったので、期待を込めてレビューを残すことにした。

続々と発表されるキャスト達に一喜一憂しつつ公開を楽しみにしていたが(といっても、熱い東リべファンというわけではない)、運命編を見たキャストへの感想は今作も満足。
今作から登場する、高杉真宙演じる千冬と、村上虹郎演じる一虎は想像通り。そして、公開時まで明かされなかった佐野真一郎が高良君とは。出番は少ないが重要な人物であり、ここが崩れると物語に説得力がなくなるキャラクターなだけになるほどと思わされた。
東京卍リベンジャーズはともすればコスプレショーになってしまい兼ねないと思うのだが、そこが特攻服もダサく見えず、コスプレショーに至らないのは、演出だけではなく役者の方々の持つポテンシャルかと。
ただ、私と異なり熱いファンの方たちがこれらを見てどう思うのか、満足するのかについてはわからないけれど、私のようなライトなファン?としては、原作からの気になる改編もなく、いざ!決戦編へ!と期待高まるような90分だったと思う。時間も短めなので正直あっという間で、ちょっと物足りなさを感じるくらいだ。

しかし、血のハロウィン編に向ける布石や登場人物などは運命編で出そろったので、後は、決戦編であれやこれやを見せてくれるのだろう。
そして、ふと思ったのだが、これ、最後まで映画化するのだろうか…?
最後に、村上虹郎くんの復活をお待ちしております。
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