ワイン全然呑めないけど、面白かった
自分のサークルの範囲で自然と出会う人って似た境遇で育ってきた場合がどうしても多いけど、電車ですぐ隣に座ってる人は全然違う境遇を歩んできたのかなて最近思うようになった
このドキュメンタリーでも4人のなかでそもそもソムリエじゃなかったけど、避難先でワインに出会ったり、行き当たりばったり(というか彼らの場合は本当は去りたくなかったのにやむを得ずだけど)人生がクネクネ曲がって、そこで新しい世界を見れたり、カラフルな人生だ〜
さらっとしてるけど、やっぱりどの4人の人生も傷が深くて、それでもサプライズもあって、必死に生きざるをえない状況に置かれてそこで耐えられた人はすごい
祖国=母親だったのに、今度祖国に帰るときは、もう母親がいない、つまり帰る場所がない事実に直面しないといけない、だからまだ帰らない
全体的に明るいんだけど、こういうシーンが少しだけ入って、だからなおさら彼らが背負っている悲しみも伝わってくる
