傑作OVAの続編。前作が面白すぎたのでどうしても今作は霞むし蛇足感も多少無くはない。
それでも後期AICの作った作品として普遍的な魅力がある。
アンドロイド・サードとして子どもを出産したアミテージは追われる身となり、シリバスと名前を変えて生活。そんな中、ロボット保護法を可決させたい火星と、否決させたい地球で対立。
ロボット会社の副社長デミトリオはロボット保護法を否決させ、サードの出産能力を入手し独占使用と暗躍。
デミトリオはアミテージとシリバスの子・ヨーコを誘拐し2人を脅迫。2人はヨーコを奪還しデミトリオの陰謀を阻止する。
アミテージと同タイプのサード2体とのバトルも迫力。ローラーブレード状の脚部で移動するのも面白い。
機械の身体を娘に見られ、拒絶されるも我が子を助けるためにリミッター解除してまで戦うアミテージのいじらしさ。強面でも、シリバスには甘い顔を見せるツンデレっぷり。
一旦破壊されるも修理屋に拾われ改修を受けるシーンはチョットセクシーに裸体を魅せる。
エンタメ要素はこれでもかと詰まってることがわかる。前作が人間とアンドロイドに子どもが出来るという衝撃展開だったので、今作がどうしてもインパクトに掛ける印象はあるがそれでも凄く良く出来た作品。
ホントAICの作品を埋もれさせずに、配信などでもっと普及させてクレヨン。
