A24複数作品の日本公開が決まったということで、サボってたA24作品レビューを書いていこうシリーズ(数日にかけて少しずつ)
【STORY】
漁村の狭いコミュニティが舞台。
突然帰郷した青年とその母親、母親の勤務先の人々などをめぐる、偽りと罪悪感の物語が展開する。
【REVIEW】
しっとりした空気と仄暗い映像がA24すぎて最高に浸れる1作。
『奇跡の海』のエミリー・ワトソンは面影を残したまま味のあるおばさま女優になったな…。
そして息子役には『ノーマル・ピープル』『aftersun』のポール・メスカル。彼にしか出せない、若くして哀愁漂う雰囲気も目を引くよね。
罪悪感で際立つ閉塞感。詰んでるコミュニティ。こういう「動きのない、だけど伝える核はある」という映画を美しい映像と確かなキャストの力で完成させてくれる作品はすごく好き。
どこか『ウーマン・トーキング』に通ずるところも感じるな。
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観た回数:2回