肉屋を営むヴィンセントとソフィの夫婦。店が過激な完全菜食主義者たちの集まり、ヴィーガンに襲撃されて、その1人を偶然殺害してしまい、更にその死体の肉を手違いで加工して販売する。するとその肉が絶賛の嵐になり、後戻りの出来ない状況へと突き進むブラックコメディ映画。
最近まで知らない作品でしたが、多くの方の投稿でタイムラインにひっきりなしにこの作品が上がってきた事で本作の存在を認識。内容的にも興味があったので鑑賞してみました。
一歩間違えたらハンニバル・レクターも真っ青のヤバいサスペンススリラーなのに、それをコメディ調を交えた見やすい作風に仕上げていたのは素直に良かったところ。
怒りに任せた行動で店を襲った奴を殺してしまい、間違えて死体の肉を加工して売っちゃった!その肉が結果的に美味いから店は繁盛。さてどうする?的な流れ。
倫理的にマズいシーンもそれなりにあるし、グロシーンは思ってたほどではなかったけどあるっちゃある。でもハチャメチャな場面もあるし、自分たちの犯罪がバレるかどうかのハラハラドキドキ感もあって、その面白さの比重が割と大きい印象でした。
1時間半ほどの短さでテンポの良さも申し分ないし、期待にはしっかりと応えてくれた作品だと思います。新年1発目のレビューがこんな作品で良いのかは甚だ疑問ですが、皆様今年もよろしくお願い致します!笑