途中観るのがしんどくて、ダメかもって思った。関東大震災後のデマで朝鮮人が虐殺された話は歴史の授業で習ったけど今回のような事件があったことは知らなかった。映画観てる最中、「行商人は日本人だから！」と無意識に思っちゃってて。そもそもわたしの中にあったこの感情も既に差別だと気付いてショックだった。「鮮人なら殺して良いというのか！」というセリフがぐさっときた。
行商人の身分、香川の部落差別とか…正直なところ北海道にいるとこの辺の感覚がいまいちわからないのだけど…調べてみると、いまだに差別が残っているらしくその事実も知り、またズーンと重くなる。ほんとにいろいろ考えさせられる映画でした。わたしは静子のように声をあげられるのかも含めて自問自答を繰り返す。歴史を繰り返さないためにも。
