JIZE

クーダ 殺し屋の流儀のJIZEのレビュー・感想・評価

クーダ 殺し屋の流儀(2022年製作の映画)
3.2
1970年代のマイアミを舞台に犯罪組織の仕事を請け負うベテランの殺し屋が自らの雇い主である犯罪組織に立ち向かうクライムアクションで誘拐された家出少女を救うため殺し屋が組織を追い詰めてゆく。カリコレ2023もの。アントニオ・バンデラス主演の最新作で、殺し屋と少女との並びなどバンデラス版『イコライザー(2014年)』の気配を感じ得ない。冷酷無比な犯罪事件とネオン調の街並みの形相が組み合わさっていて魅せ方がうまい。『ドライブ(2011年)』を意識したような洗練されたような画づくりの色調。大まかな着地点は予想できてしまうが、この種の殺し屋ものジャンルにハズレ無しの余韻に浸らせてもらえた。
JIZE

JIZE