なんとも変わった味わいの映画。
とりとめもない、かけがえのない数日間を二人の視点で淡々と描いている。
途中から父親の心の不穏さが描かれつつも、一方で娘は自分の心のままにバカンスを楽しんでいる。
その乖離があるからこそ、よけいにかつての思い出が胸の苦しさと暖かさを与えてくれる。
子供がいる人、いない人、
親と仲が良い人、悪い人で
かなり受け止め方が変わる気がする。
クラブみたいな暗闇のシーンが、何を写してるのか全然わからなくて、
他人の考察でなるほどと思ったが、
あそこはもうちょいわかるように写して欲しかった。