ホラーマニア斗真

Embodiment of Evil(英題)のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

Embodiment of Evil(英題)(2008年製作の映画)
4.1
鮮血と狂気に彩られた
       ホラー映画の館へようこそ

館主のホラーマニア斗真です(笑)

今回は日本未公開の
ブラジル発🇧🇷のホラーファンタジー映画を紹介〜

ストーリーは…
刑務所で40年間、生活したコフィン・ジョーは出所後、世界を支配する優秀な息子を残すために完璧な女性を探すという話。

本作品はブラジルで有名なホラー映画の"コフィン・ジョー"シリーズの最新作です。"コフィン・ジョー"シリーズの中ではたくさんの作品が製作されている中、本作品は以下の2作品の直接的な続編にあたるため、3部作の最終章という立ち位置の作品になっています。

1964年 コフィン・ジョーのおまえの魂、いただくぜ‼︎!
1967年 コフィン・ジョーの おまえの死体も乗っ取るぜ‼︎!
2008年 Embodiment of Evil

感想としては…
婚約者候補の女性たちに対してコフィン・ジョーが色々な拷問をして、自分に相応しい女性かどうかを見極めるシーンが印象的でした。なぜならゴキブリを使った拷問、切り取ったお尻の肉を女性に食べさせる等のグロテスクな拷問方法が良い意味で悪趣味です👍

他にも死者の世界では女性たちが拘束された男性の人肉や男性器を引き千切って食べる、体が真っ二つに切り落とされた女性のモンスター、コフィン・ジョーが血の海の中で全裸の美女とSEXする等のバリエーション豊かな視覚的なホラー演出が盛り沢山で、見ているこっちは楽しかったです(笑)

わざわざ服を脱がなくてもいいのに全裸の美女が堂々と披露していたり、コフィン・ジョーを倒そうとしているマッチョな神父が変な乳首トレーニング?をしていたりとサービス精神又は意味不明なシーンもありました。総じてツッコミ所が多い内容の作品だと思いますが、それでもなぜか不思議と楽しめてしまう魅力があるんですよ😂

ブラジル産🇧🇷のホラー映画ですが、中身は上記のように意味不明なシーンが多いため、イタリアンホラーを彷彿とさせるような雰囲気や設定があるような気がする。気のせいかな。昔ながらのイタリアンホラーが好きな人は楽しめるんじゃないかなと個人的には思いました。

ジャンルはホラーなのですが、コメディタッチの雰囲気になっていますので、怖くはないです。しかし、上記のグロテスクな描写が多いので、これらに抵抗がある方は見ない方が良さそう。

また、前作の2作品は見たことがないので、本作品と良かった点や悪い点に関して比べることはできませんが、海外の方が書いたレビューを読んだところ、本作品の方が前作よりグロテスクな表現が多かったとのこと。

今回はいきなり3作目から見てしまいましたが、1〜2作目を見ていない俺でも楽しめましたので、古臭いホラー映画に抵抗がある方やエログロなホラー映画を好む人は前作をパスして3作目だけを見るという手もアリかもしれません🤔

あ、そうそう。
チンコやオッパイがたくさん見れるので
1人でこっそり見るんだぞ🥺

というわけで、ブラジル産のホラー映画の中では面白い方の作品だったので個人的にはオススメです。レビューは以上。

※コフィン・ジョーが
長く伸ばしている爪はもしかして本物⁉️💅