首を吊ったある士官候補生の死体、そして安置所に運ばれた青年の心臓が巧妙にくり抜かれていた。事件の解決を依頼された元刑事オーガスタス・ランドー(クリスチャン・ベイル)、詩を愛する風変わりな士官候補生のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)に協力を求める。
なんとも言えないほの暗い雰囲気の中、士官候補生たちにもいろいろありそう、魔術や伝説も絡め、序盤はもやもやしながらもミステリアスに進んでいく。
謎解きもうまく重ねられていく。ハリー・メリングの存在が個性的、少々思いが、ミステリーとして楽しめる。
犯人判明?だが時間的にもう一捻り、と思って観ていたが、全てが明かされると犯人の思いが悲痛すぎて辛くなる・・。