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梟ーフクロウーのNのネタバレレビュー・内容・結末

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ポスターとあらすじに惹かれて鑑賞。

想像以上に敵、味方の関係がコロコロ変わるので終始ハラハラして最後まで展開が読めずに楽しめた。
ホッとしたのも束の間、ギョンスの立場と展開が変わること変わること。

ギョンスが盲人ながらも努力し、少しずつ腕を買われ認められていくサクセスストーリーは見ていて良かったし、医師が治療と称しながら世子を毒殺するシーンは緊迫感から目が離せなかった。
世子を殺した犯人が王と判明するシーンと、臣下が王へ反旗を翻すのかと思いきや懐柔されるシーンの絶望感。

最終的にギョンスが生き残れて良かったとホッとした反面、世子の妻は処刑され息子は島流しと全体的な後味は悪い。
同僚でいたおちゃらけキャラみたいな奴の存在がいつのまにか消えてたのには笑った。
恋してた女官も多分処刑されてるだろうしなぁ。

ギョンスが暗闇だと少し見える位だったのに、最後暗闇だと結構なスピードで走ったり追手を襲ったりしてたのにはちょっとツッコミたくなった。

盲人の見た殺人という設定は面白く、史実を基にしたエンタメ映画としてはとても良かった。

2024 144
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