2024-62本目
ぺ・ドゥナの瞳
韓国、と言うより、形は様々であってもどこの国にもありそうな社会の歪み。
競争社会。
社会的弱者への圧迫。
責任逃れ。
構造の欠陥。
心を失う。
実際の事件を基に、それを風化させまいとする確固たる意志を感じる力作。
単純な答え合わせに走らない所に作り手の心意気を感じます。
こう言う作品を作り、評価される所に、暗く絶望的な社会の中に、一筋の希望を感じます。
映画による自己批判
韓国映画のストロングポイント。
邦画もこうあってほしいものです。
キム・シウンも見事でした。