“信念を強く持てば、初志を貫き、どんな策も破ることができる。”
»暗殺を請け負う集団に所属する刺客一人である青の修羅は、覇権を握ることができる宝が記された地図の争奪争いで殺された一族の復讐を果たすために、集団の掟を破ることとなり逆に命を狙われるが、ある陰謀に巻き込まれていた。
はい、堂々のタイトルとキャストに惹かれて見始めましたが…これまたつまらなくはないけど面白くもなかったパターン。
そう、アクションはいい線行ってるんです…なぜかメカニックな演出ながらも京劇的にトリッキーさもあり、見応えはなかなか。
うん、主要キャストの背景を掘り下げないまま淡々と進み、アクションのところだけはテンション上がるも、また淡々と進む感じで…登場人物も多いし、これは連続ドラマ向けじゃないかと。
と語ろうとしたら、どうやら中国の人気の武侠小説が元ネタらしく、読者ありきで作ったのか。
なお、キャストでは、ウィリアム・フォン…まだまだ存在感は流石なのであります。
フー・ジュン…こちらもきっちりとベテランの貫禄を披露。
ヒロインにはジン・チェン…もっとじっくり魅せて欲しかったかな。
さらには、ワン・チンシャンにケネス・ツァン、ユエン・チュンヤンらの芸達者な面々が良きサポートぶり。