ぐりんでる

キッド・カディ: Entergalacticのぐりんでるのレビュー・感想・評価

キッド・カディ: Entergalactic(2022年製作の映画)
4.0
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自身のアート作品が注目され成功の道を歩み始めた事を機にマンハッタンへと引っ越したジャバリは隣人メドゥと出会い互いに惹かれ合う
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オシャレな絵と音楽でお届けするラブロマンス。
ラッパーkid cudiが自身のアルバム「Entergalactic」の世界観を落としこんだアニメ作品。

まずこの映画、映像がなかなかよかった😀
キャラの感じとかポップで豊かな色彩は思いっきりスパイダーバースっぽいが、コンセプトアート的な雰囲気があり味がある。
シーンによっては作画の世界観を変える遊び心も面白かった

でかいkawsのフィギュアに始まりアートやらストリート、ヒップホップカルチャーに溢れニューヨークの街が魅力的にカッコよく時にエモく描かれてた

話の内容自体はかなりシンプルなラブストーリーだが、ピュアな恋物語は超絶センスの映像や音楽に馴染んでるしよりよい彩になってると思う!とくに響くものはないが。

このジャケの感じいいなぁと思ったらNetflixで再生してみてください。声優も豪華。やや過激な表現・描写あるのでそこは好みありそうだけどハリーポッターの合間にいかがでしょう大人のアニメ!

俺はある種のささやかな高揚感を感じたよ。例えば新品のスニーカー下ろして出かける日みたいな高揚感だよ

ついでに右脳をマッサージされてほぐされた気分だぜ。
これ観た日は、アートな感度が高まって気分のいい一日過ごせるに違いない
それくらいこの冬一番にいい感じの雰囲気の映画だった

今日街中でこぐチャリンコは気持ちいいだろうぜ!

チャリないけど