イベリー子豚

離ればなれになってものイベリー子豚のレビュー・感想・評価

離ればなれになっても(2020年製作の映画)
4.0
「仕事初め前の7本目」
「これは【1人の恋愛の物語】じゃなくて
【4人の人生のドラマ】」
「それぞれが【第4の壁】を越えて
観客に語りかける不思議な【群像劇】」
「類似作品は『ライフ・イット・セルフ』
『花束みたいな恋をした』『アバウト・タイム』
『ラ・ラ・ランド』『君の結婚式』
『ラストレター』【矢沢あい】」
「悲劇・私的・喜劇」
「82年【16歳・夏】から【40年後の12月末】まで」
「まさかのおっぱい要因が【親友の母】のみ」
「ドリフなのか、特殊メイクを信用しすぎ」
「曲がりくねった道の先の【大団円】」




「さらば、愛しき正月休み」ラストはこちら。


てっきり
『世界の中心で、愛をさけぶ』的
「高校生~大人」間の
ピュア・ラブ・ストーリーかと思いきや
もっと「時代背景濃いめ」の
「仕事」「結婚」「家族」「友情」を包括した
時にロマンス、時にドライな人生の物語でした。


真っ直ぐなレールじゃなく
色んな寄り道、回り道を経て交差して分岐する
選択の連続。


イタリアならではの直情的な
パッション第一・極論主義ではありますが
意外と考えさせられますね。


どんな嫌な記憶や経験も
膨大な時間の流れの前じゃ、最後はノーカン。

急がば回れ。
終わり良ければナンとやら。
思い出はカレンダー。


高校卒業直後から
全員、50代メンバーに入れ替わるのは
さすがに無理しかなかったけども。笑


さてさて
「心を熱くしてくれるもの」に
「仕事」と「恋愛」が含まれていない、
残念なイベ子ではありますが
今年こそは開業目指して
コスモを燃やして生きたいと思います。