安心させてくれた。
近年、“これ、ゴジラ?”的観点から『エメリッヒ版ジラ』と変わらない『シン・ゴジラ』の好評と中国資本の影響か、“日本要素”が排除されてきている『ハリウッド版ゴジラ』と続き、“ゴジラ映画”の将来に不安しかなかったが、やってくれた!
圧倒的強者に対する、制約ある“当時の”日本人の対抗策もよく考えられており、クライマックスの緊張感や盛り上げに繋がって満足度高い。
いつもなら不満・不要の声があがる“人間ドラマパート”も“日本人としてのDNA”と絡み合う設定であるせいか、自然に受け入れられた(どころか感動すらしちゃった!)。
ただ、やはり最後の“ウィルスネタ”は個人的にはいらなかった。
「驚きと涙を返せや!」と上映後、心の中で叫んでいたのは僕だけではないはずだ!