やきうどん

ゴジラ-1.0のやきうどんのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
2.8
モノクロ版を先に見たけど、カラー版の方が軽く感じるというか物足りなさを感じた。重厚感やおどろおどろしさや絶望感が段違い。最初の島で浮いてきたグロい深海魚もモノクロ版の方が放射能に汚染されてるみたいで気持ち悪かった。
評判のいいVFXを実感するにはゴジラの鱗のディティールとかビームのチャージとか絶対にカラー版の方がいいのだろうけど、カラー版で見ると三丁目の夕日感が出てしまって、モノクロ版で終始感じてたピリピリした緊張感が薄まった。

青木が神木に見当違いの絡み方をずっとしててあのキャラだけ設定ミスかなと思った。押し付けや八つ当たりするな。インストールで俺をショタの道に引きずり込もうとした神木君をいじめるな。なんか目覚めかけた位かわいかった。宝島の犯人みたいにならずに立派な大人になってくれて良かった。
脱出と病院にいるってのはベタ過ぎて読め読めだったけど、あれ以外のオチは誰も求めていないので正解だと思う。最後の再生も。
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