ながの

ソフト/クワイエットのながののレビュー・感想・評価

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
4.0
白人こそ至上!
有色人種なんてクソだぁ!
って女子会で話してた、プライベートでの鬱屈がたまっていた白人女子の皆さんが、群れた勢いでアジア系姉妹の家を襲撃してとんでもないことになってしまう地獄映画。

ブラムハウス製作だけどホラーじゃないんかな? とか思ってたけど、これは十分ホラーですわ。

なんか凄い現代的。
ネットのエコーチェンバーに乗せられてこういう爆発しちゃう人がいてもおかしくなさそう……。
バカッターの行き着く先みたいな感もある。

とにかく気分が悪い映画──なんだけど、90分の間にギュギュッと事件発生から終わりまでを濃縮してるので飽きがこない。
ワンカット映画ってのが生きてる気がする。

ただ、ラストの方画面暗すぎぃ!!
あと、オチがちょっと弱いかな。

メッセージ性とエンタメ性がいい案配な気がする。
ブラムハウス映画の中でもザ・ハントの次くらいには好きかも。
まぁブラムハウス作品全部観てるわけではないですが。

パイを開けたら鉤十字のシーンは笑ってしまうわ。


エッチなシーンは無し。

2024年47本目
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