折角見るなら前情報なしに見たいと、ネタバレに注意しながら公開日に鑑賞。これは確かに、ネタバレ無しで見たいし、知ってしまうとあの感情は恐らく目減りするはずだ。なので、ネタバレ無しで見に行ってほしい。
今作は黒の組織との対決ということで、予告編踏まえて期待が高まるなか、繰り広げられたコナン君は今回も無双だった。冒頭から中だるみのない展開に、要所要所で登場するキャラクター達。そんななか、決めるところは決めるコナン君。いや、運動能力半端ないし、博士のグッズもすごいぞ。これ。
私がコナン君の映画を映画館まで見に行くようになったのは、正直この数作なのだけれど、映画版ということでスケールアップする事件に、期待を裏切らない展開。少し見え隠れする本筋との邂逅、人気キャラクター達の登場にドキドキワクワクし、そして、最後はコナン君無双で締めくくられるというこのテッパンともいえる展開の映画版コナンを見終わった時の爽快感はなかなか他では味わえないものがある。
なんだか、掌で転がされているような気もするけれど、それもよしとさえ思える。コナンくんは楽しんだもの勝ちなので、是非あのワクワクドキドキを楽しんでほしい。
余談だが、映画鑑賞後、何処から女の子が「カッコいい～」という声が聞こえてきた。「うん、その気持ちわかるよ！」と私は心のなかで答えておいた。
そして、スピッツのエンディングも良き。
