たかし

最後まで行くのたかしのネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

12月28日~1月1日@愛知県埃原市

○工藤side~死体の隠蔽工作
別居中の妻から母が危篤の連絡で急いでる雨の中、飛び出してきた男を轢いてしまう。飲酒運転で焦った工藤は男の遺体をトランクに乗せて立ち去る。病院への道中、検問で揉めているとき工藤に用がある監察官矢崎が遭遇し難を逃れる。死亡した母の棺桶に男を隠し同時に火葬する作戦。
警察署で待っていた監察官・矢崎から、週刊誌にタレこみがあった仙崎組から受けた裏金汚職についてはお咎めなし。
仙崎から探して欲しいと言われた男が自分が轢いて殺した男、尾田だと知り焦る。
葬式の行う寺で娘を矢崎に誘拐され、尾田と交換だと脅される。

○矢崎side~尾田を探す
本部長の娘と結婚式を控えるなか、ある寺が政治家や有力者から違法な献金を集めマネーロンダリングして隠す金庫から裏金を持ってくるよう指示される。同じく門番とされる尾田が裏切ったことで任務が破滅しかねない。結婚式の最中も仙崎組に頼んで尾田を探させアジト判明。追い込んでるところで尾田は工藤に轢かれて連れ去られた。金庫を開ける鍵は尾田の修正で尾田のもつカードキーと尾田の指紋。
轢いた車を検問で見つけ、犯人が工藤刑事だと知るが工藤がどこに死体隠しているのか不明。本部長にキレられるがお返しでボコボコにした。

○工藤side~娘を返せ!
娘と尾田を交換。尾田に時限爆弾を仕掛け矢崎を吹き飛ばす。
寺の金庫を開けて金を盗もうとしていたがやめると矢崎が登場。銃撃戦、肉弾戦の末、工藤が勝つが仙崎が現れ金庫の金を拐っていった。
目を覚ました工藤は帰路で再び矢崎の追突を食らい、満身創痍のなか車で攻防戦をはじめる。


[感想]
韓国映画のリメイク(未鑑賞)で、日本版で設定等変更された内容らしい。
やってもーた感で焦りまくる工藤のコミカルさ出てる演技と、追い込まれて執拗なまでのサイコパス溢れる矢崎。対称的な2人が同じ境地に至るラストは、タイトルの「最後まで行く」を表し死ぬまでやり合うだろう含みを残して終わる。
事故、巨大タンク落下、矢崎爆破シーンはビクついた。
本部長と寺と仙崎の関係性について配信で再確認しよう。見てても設定理解出来なかった箇所あり。
勝ったのは仙崎。

[補足]
○砂漠のトカゲとは。
○週刊誌のタレこみは仙崎。
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