まずは大きく感じたことを2つ。
・監督に、観客に楽しんでもらおうとする精神が戻ってきて良かったなぁ。
・彼は今度こそ本当に、映画作りを辞めてしまうんだろうなぁ。
…です。
監督のたくさんの過去作品の要素がごちゃまぜに詰め込まれていて、同時代的な表現はまったくありません。
だけど森があって、
海があって、
波があって、
激しい炎があがって、
石があって、
鳥がいて、
変ないきものもいる…いつものヤツ。
おじいちゃんが横文字を借りずアバターにも頼らず、自分の好きなものを組み合わせ、自分の生い立ちと重ね合わせながら…
孫、ひ孫世代に向けて【幻想の世界にとどまるな。ろくでもない世の中を良くするのはお前たちなんだよ】と語りかける。
そんなお話😌
"事“が始まるまでが永く感じたことや、主人公の行動理念が弱いかもしれないこと。
…が減点要素です。