話は都合良くデキすぎなんだけど、ちょっとした会話の端々にウィットが効いていて笑える。
アメフトのルールや魅力やスターなんてこれっぽっちも知らなくても十分盛り上がれる。
往年の名女優が揃った元気なおばあちゃんたちは見ていて気持ちがいい。
気持ちが悪いのは、もはや別人を超えて別物と化したジェーン・フォンダなんだけど、「この顔を維持するのにいくらかけたと思ってんのよ」って自虐ネタに使う辺り、かえって好感度アップ。
そこそこ笑えてちょっとばかりホロリとさせられて、サクっと楽しめて腹も立たない、良くも悪くもアメリカンなコメディ。