狩るか狩られるか。
森に狩りに来た3人の男が謎のハンターにマンハントされるっちゅうそれ以上でもそれ以下でもないストーリーだけども、やはりタイ・ウェストってばこう言う律儀な作風が好きなんだなぁ
似たようなマンハントもんなら『ザ・ウォール』みたく凝ったワンシチュエーションでも無く、『ダウンレンジ』みたいに馬鹿とゴアに特化している訳でも無く、『殺戮にいたる山岳』みたいに最強ジジイ覚醒モノでも無いんで
基本スローペースで小汚いハンター同士のヒリヒリ感を顕著に見せるスタイルで僕はハッキリ言って眠たかったわぁ
立ちション中に射抜かれるおっさんが崖から落ちていくん見ながら危うく寝落ちしかけたよ。
この作品の後にあの下ネタ満載の馬鹿ゴア映画を撮ったと思うと180度毛色の違う作風なもんだから頭を豆腐の角にでもぶつけたんやろか?思って調べてみたんだが
『キャビンフィーバー2』はどうやら制作側とタイ・ウェストがめちゃんこ揉めに揉めたらしかって、プロデューサーによる大規模な再編集と再撮影で完全に別もんとして撮られた挙句、タイ・ウェスト本人は途中降板して自分の名前もクレジットすんなよ。っつったらしいね(´-`)
そりゃあまぁこういう頑固一徹みたいなバリバリ硬派な作風のタイ・ウェストからしたらあれは完全に汚点やろなぁ
映画が完成して2年間もの間劇場公開もされなかったらしいけど日本ではしっかりポンコツ監督のレッテル貼られてたからここ最近の活躍はタイ・ウェストもニッコリやな。知らんけど
まぁ僕はまたタイ・ウェストが制作側と揉めて血迷った作品を残してくれる事を心待ちにしてるわぁ