ポケ文太郎

ファミリー・プレイのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

ファミリー・プレイ(2022年製作の映画)
3.0
2022年 アメリカ🇺🇸

アジア系の女性が拉致監禁された
そこにいたのは絶対的権力を持つ“父親”と彼の“息子”、アジア系の“母親”
誘拐された女性は“息子”の姉になれと言われ“娘”と呼ばれるようになる

16ミリフィルムで撮影されていてワザとザラザラした画質を強調しているよう
オープニングも70年代の作品風

ストーリーは“息子”だけが“父親”の事を信じているようで一言一言に緊張感があります
どうやら彼女の前にも“娘”がいたようです
“娘”になった女性は微妙な家族の調和を崩そうとします

セリフが少なくて大きな展開も少ない、場面場面で余韻を残すような感じです
ジワジワくる怖さはあるかも
好きな人は好きなのかも…自分には少々間延びした印象でした

“父親”は『スターシップ・トゥルーパーズ』キャスパー・ヴァン・ディーン
“娘”と“母親”役の女優さんはどちらもベトナム系アメリカ人
そして“息子”も母親がベトナム人(父親はアメリカ人)のイアン・アレクサンダー
ドラマ『The AO』にも出てます

監督はあえてアジア系アメリカ人俳優を使ったそうです
ポケ文太郎

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