阪元裕吾監督のアクション映画。前作「ベイビーワルキューレ」に続く第二弾。
殺し屋アルバイターの神村ゆうりと、弟のまことは、仕事が中々ない不安な日々をおくりつつ仲介役の赤木と共にのし上がりを夢見ていた。
ある日、簡単な殺しの依頼を受けた彼らはなんとか依頼を成功させるも、殺し屋協会の伝達ミスによるターゲット違いにより、報酬は支払われなかった。不満を述べるゆうりたちに赤木は「正規の殺し屋を殺せば、空いた枠に繰り上がりになる。台東区で活躍する別次元の腕を持った女殺し屋コンビがいる」という情報を耳にする。
その殺し屋コンビこそ主人公、杉本ちさと・深川まひろであった。神村兄弟は、二人を殺して正規の枠を狙うことにせまる・・・。
【キャスト】
杉本ちさと：髙石あかり
深川まひろ：伊澤彩織
神村ゆうり：丞威
神村まこと：濱田龍臣
田坂：水石亜飛夢
赤木：橋野純平
須佐野：飛永翼（ラバーガール）
宮内茉奈：中井友望
向井さくら：安倍乙
松本さん：渡辺哲
前作に引き続き新感覚で楽しめるアクション映画です。
緩〜い日常の時と殺しの時のギャップがクセになりますね。
殺し屋を普通の職業と同列に扱っている所も愉快です。
今作でも伊澤彩織のアクションが切れ切れで爽快ですね。
髙石あかりはサイコパスの感じがハマっています。
冒頭から神村兄弟が登場して親しみ易いので感情移入してしまい、複雑な心境になる所も異質です。
個人的に2回ほど良い意味で裏切られるシーンもあり楽しさが割増されています。
