原作未読。
哀しい話だけれど、荒唐無稽なので観た後に引きずらなかった。
そうきたか！という驚きがあり、最終的には泉くんの最強さに救われる。全く後悔のない人もなかなか怖いものがあるけれど…ドラマでは毎回泉くんの衣装を楽しみにしていたので、今回シンプル過ぎてうきうきしなかった。「黒」がテーマだからシックにしたんだろうけど、せっかく映画なんだからどのキャラクターももっと画面映えする衣装にして良かったと思う…
あと、1枚の絵を中心にした話なので、現地でロケをしている割にはいまいちルーヴルを活かしきれていない感じがあった。本作を観た人にはニコラ・フィリベールの『パリ・ルーヴル美術館の秘密』の鑑賞もおすすめしたい。
高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃、白石加代子が良かった。仁左衛門パートが特に好みだった。安藤政信はもっと活躍させて欲しかったな…骨董屋の2人はドラマ版にも出ていたけれど、同じ人物なんだろうか？
