たかし

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのたかしのネタバレレビュー・内容・結末

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

故買屋で見かけた本に載るモリス・ルグランの黒い絵が気になる露伴。
オークション会場で競りに出たその作品を高額で落札。同じく狙っていた男から窃盗未遂に遭う。絵の裏には[ルーブルで見た黒。後悔]と記されていた。

❮露伴の過去❯
漫画家駆け出しの頃、祖母の下宿で出会った奈々瀬という女性。好意を持っていたが自身が描かれた絵を見て以降行方知れずに。

❮ルーブル美術館❯
担当者の泉とともにルーブル美術館に取材。モリスの作品のモデルになった山村仁左衛門の[最も黒い絵]について調べると、地下倉庫に存在が判明。そこにはフェルメールの未発表作品も存在。モリスは地下倉庫で贋作を作っていた。警備担当の消防士や調査員も仲間の犯罪組織。最も黒い絵を見つけると、面々が次々に発狂して死亡。[この世で最も黒く、最も邪悪な絵]は幻覚で己の過去の罪や公開をうつし、内容は先祖血縁のものまで至る。最も黒い絵は髪の長い女性を描いていた。
幻覚に襲われる露伴は仁左衛門に殺されかけたところで奈々瀬に救われる。「すべて忘れなさい」と言われ自らにヘブンズドアをかけ、逃げ出せた後に能力解除。

❮仁左衛門と奈々瀬❯
奈々瀬は御用画家である仁左衛門と結婚。奈々瀬の黒い髪を表現出来る絶対的な黒を欲す。奈々瀬が見つけた御神木の樹液が理想的なもので使用するも罪に問われ抵抗した奈々瀬が死に至る。仁左衛門が死ぬ間際に絵は完成。
奈々瀬は山村家に嫁ぐ前は岸辺家の人間だった。


[感想、補足]
○ミステリー潤沢なストーリー。ただ、途中眠くなった。
○長尾君が夢中に創作するシーンはセクシーさ感じた。
○特異な画角の撮影。オシャレ感w
○奈々瀬をヘブンズドア出来たのはなぜ?死んでるはずなのに

○蜘蛛、長い髪がキーポイント
○泉が5歳で死んだ父の写真と同じ構図の写真撮影…泉がパリに来たかった理由
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