ヒカル

大雪海のカイナ ほしのけんじゃのヒカルのレビュー・感想・評価

3.0
弐瓶勉作品ははシドニアの騎士が大好きですが、映画版は京都では東宝でやってくれなくて大嫌いなイオンシネマのみだったので悩みつつ諦めました。今回、カイナのTV版はもひとつでしたが閑散期でもあり東宝でやってくれましたのでシドニアへ行かなかった詫び込みで劇場へ


TV版は期待値高め過ぎて少し失望しましたが、まだまだ伸びしろは大きそうな作品なので"続きは映画で"での奇跡をほんの少しだけ期待して鑑賞に臨みました。


感想は普通でした。相変わらず登場人物達がバカばっかりでこの世界にはバカしかおらんのかと思いましたが、ストーリーは意外な展開をみせてTV版よりも意外性はあったかと思います。(主人公は最期まで行き当たりばったりでした。コイツも漢字が得意なだけのバカです。)


ただ、シドニアとも世界観をリンクさせた様な良くできたオチなのですが、こっから逆算してストーリーを、組み立てたのかなと透けて見えて気持ちは乗れませんでした。(たくさんあった謎も全て解消されますが、予想と近いものであったので、やられた感よりも若干上から目線ですが良く出来てるね感に終わったのが残念。)


2.5点くらいが妥当かと思いますが、キリエの歌で疲れ果てた10分後の上映で観た為、うつらうつらと数回しており体調面の問題だったかもしれませんので3.0にしときます。
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