癖つよつよハードボイルドギャグ映画!?
とにかく全然話さない殺し屋が、心の中ではペラペラペラペラかっこいい言葉を口にしつつ、プロっぽくも泥臭いお仕事をしていく話。
もう、終始淡々としてる。
なのになんか緊張感とか凄いし、かっこいいのにどこか滑稽で笑えてくる。
お陰で最初から最後まで集中を切らすことなく観ることができた。
やっぱりデヴィッド・フィンチャーって映画作り上手いわ。
フィンチャーらしいらガッチガチで硬質な画作りがた、たまらん!
この画と堅実すぎる演出が毎度癖になるんだなぁ。
ラストがなんかハッピーな感じで、なんだったんだこりゃ!? と思わされつつも、なんか満足感あるわぁという気分に。
すべての始まりの仕事失敗シーンが、それまでの格好良すぎる独白と相まって面白すぎるんだなぁ。
エッチなシーンは……うーん、なしでもいいのかなぁ?
一応営みを覗き見るみたいなシーンはあるけど、エッチなシーンと呼べるレベルではなし。
2023年194本目