SEE HEAR LOVE　見えなくても聞こえなくても愛してるのこさむのネタバレレビュー・内容・結末

漫画家の真治はある日突然失明。
自暴自棄になるが、自分を訪ねてきたファンに自殺を止められる。
ファンの女性の名前は沙織。沙織は真治が失明していることを悟り、身の回りの世話を引き受ける。
次第に惹かれあい恋仲になる真治と沙織だが、真治は望まない展開の漫画を描かされることになり沙織との間に溝が出来る。
そして真治の目の以上が、脳にある腫瘍が原因であると発覚する。

真治はなんだかんだあって、執刀医が言っていたとおりにインドだかアメリカだかにいる専門医にオペしてもらい視力回復。
幸せな結婚をする。
すべてが幻でバッドエンドだという見方をする人もいるけど、それは嫌すぎるのでハッピーエンドだと信じる。

展開は結構強引なところもある。
そして監督が韓国人で日本の事情をよく知らないからなのか、漫画編集が「1000万あればこの先の未来すべて解決！」と世間知らずでトンチンカンなこと言ったり、真治の執刀医の口調がやばかったりする。
でも自分はそれ込みで「味」に感じたので嫌いじゃない。

画面作りがリッチで演者の演技が良いのでスムーズに観られたし、優しい人物ばかりなので染みるものがあった。