はる

大阪古着日和のはるのレビュー・感想・評価

大阪古着日和(2023年製作の映画)
3.8
クリスマスイブ、家族はそれぞれ予定を入れていたので、スパークリングワインをあけて1人で笑わせてもらいました。

さらば青春の光の森田哲矢が本人役で綴る古着カルチャーへのラブレター
単独ライブのために大阪に帰ってきた森田が古着屋のポップアップショップで古着好きの女性と出会うことから始まります。
YouTubeで人気のドラマシリーズ「東京古着日和」を映画化したものだそうですが、私はこちらはまだ見ていません。

登場する古着屋の店主らは実在店のオーナーなのかしら?
ヘタな演技も含めて大阪っぽいいい味を出していました。
ヒロインの叔父役で光石研さんがいることで、これが映画だと思い出させてくれます。
この叔父さんも大の古着好きで、買ったばかりの古着を羽織り、「帰り道がランウェイ」と嬉しそうに話すセリフが素敵でした。



私は古着には興味はありませんが、高2の息子が古着マニアで、ボロッボロの、部分的に破れたスウェットを4万円とかで買ってきたりするので、古着への耐性は持っている方だと思います。
お小遣いは月5000円しか渡してないけど、アパレルショップのバイトと古着の売り買いでやりくりしているようです。
まぁ、これも遺伝ですかね。私も若い頃は髪をピンクに染めてアメ村に通ったりしていました。

そんな事もあり、お目当てのスウェットを探し歩く主人公森田の姿とか、諦めて店を後にしつつも出口に吊ってる商品に目移りしたりといった細かな仕草からも古着愛が伝わってきました。
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