メイキング・オブ・詩って感じがあり、新しさや自分にはない価値観に出会えて良かったです。
自分的に詩や俳句、短歌は私的な部分が多い印象を持っている印象が多く、人に伝わりにくいイメージがある。
(物語やエピソードは人にリアクションをもらうこと前提の場合が多いので普遍性があるイメージ)
なので、私的なものを30分の作品にしていくのはえげつなく難解な作業になるよな…と実感。
では物語としてはどうかと考えれば正直僕好み
2度見たおかげもあってか1回目より2回目の方がより鮮明に話がわかり、楽しめた印象。
1回目<2回目でより楽しめた理由は多分2回目の方が引いた目線で見れたからかも。
・詩人というなかなか共感を生みにくい設定だったり
・登場人物の名前だったり(片方は名字のみでもう片方は名前のみみたいな)
・妙に2人に接点があったのでもしかして2人は同一人物…?な点など
1つの要素にのめり込むほど見逃してしまいそうな要素が多かったかな。
とはいえ30分とは思えないほどの情報量が入っているような気がするんで、もう何回かみたい気はする。
リピートが苦にならないポテンシャルや福永朱梨さんが本作にはあるんで、これからも付いていきますよ