このレビューはネタバレを含みます
12歳から12年ごとに再会する初恋のふたり。
ロマンチックなストーリーだけど、
ロマンチックになりすぎず、
変な煽る感じもないので良い。
あのとき離れなければとか、
いろんなパターンを妄想しても
結局今の人生だったのだろう。
やっぱり男の方が引きずるんだね。
それだけ自分にピッタリと合った人に巡り会えたということなのかもしれないが。
付き合ってみなければわからないことは
多々あって、すれ違ったからこそ
その思いを純度高く持てたのかもしれない。
それが不幸なのか幸せなことなのか。
来世でまた会えるのか、
ナヨンの最後に「わからない」っていう言葉、その一言に尽きる。
わからないけれど、
こうして出会えたことが縁。
それでも、なんかナヨンは最後
一緒にタクシーに乗ってしまうのではないかという緊張感もあって、
踏み越えてはいけないラインを
なんとかとどまったようにも思える。
バーでアメリカ人の旦那そっちのけで、
韓国語で話すシーンは旦那可哀想だけど、
いいね。
でも泣いて戻ってきたナヨンをそっと抱きしめる旦那はいい人だな。
ヘソンの胸板の厚さが気になった。
旦那も気になってたと思う。